TodoPilot vs Todoist vs Microsoft To Do 徹底比較 — Todoist代替を探す前に読む記事
「Todoist 代替」で検索すると、たいてい同じ構造の記事に行き着きます。自社製品が全項目で勝つ比較表と、最後に置かれたダウンロードボタン。この記事では、その構造をやめました。Todoistは本当によくできたアプリですし、Microsoft To Doには「無料でここまで」と驚く完成度があります。私たちが開発しているAIタスク管理アプリ「TodoPilot」が勝てる場面もあれば、素直に負ける場面もあります。どこで勝ち、どこで負けるのか。順に見ていきます。
先に一つ、正直に書いておきます。TodoPilotはまだリリース前です。 今日ストアからダウンロードすることはできません。todopilot.appでメールアドレスをご登録いただければ、iOS・Androidで公開されたその日にお知らせします。一方、TodoistとMicrosoft To Doは今すぐインストールできる成熟したプロダクトです。「今この瞬間に使えるアプリが必要」なら、この一点だけで結論が出るかもしれません。
Todoistの強み — 圧倒的なエコシステム
Todoistは2007年から続くサービスで、その蓄積は本物です。ブラウザ拡張、メール連携、カレンダー同期、各種サービスとのインテグレーション。「APIがあるものなら大体つながる」と言っていいほどの連携網は、他のどのToDoアプリも追いつけていません。
自然言語でのタスク追加(「毎月1日に家賃を払う」と打つだけで繰り返し設定まで完了)は、今でも業界の基準です。さらに近年はAIにも投資しており、タスクの実行時間を提案するAIスケジューラーは、静的なリストから一歩踏み出した機能と言えます。
弱点は、機能の多さがそのまま複雑さになっていること。プロジェクト、セクション、サブタスク、ラベル、フィルター、カスタムフィルタークエリ、カルマスコア、4段階の優先度。使いこなせば強力ですが、「タスクをこなす」より「Todoistの管理システムを整備する」ことに日曜の夜を費やした経験がある方も多いのではないでしょうか。
Microsoft To Doの強み — 完全無料とM365連携
Microsoft To Doは完全無料です。有料プランも機能制限もありません。これは率直にすごいことです。
Microsoft 365で仕事をしている人にとっては、静かな実力派でもあります。Outlookでフラグを立てたメールがタスクとして現れ、Plannerの割り当ても流れ込んでくる。そして毎朝まっさらな状態から始まる「今日の予定(My Day)」は、このジャンルで最も思慮深い設計のひとつだと思います。昨日の残骸を引きずらず、今日やることを自分で選び直す。この思想には学ぶところが多くあります。
弱点は、優先順位付けがほぼ手動であること。重要マーク(星)はありますが、「どれから手をつけるべきか」をアプリが考えてくれるわけではありません。また、Microsoftのエコシステム外で使うと連携の魅力が大きく目減りします。
TodoPilotの考え方 — リストではなく「順番」を提供する
TodoPilotが解こうとしている問題は、タスクの記録ではありません。毎朝の「で、どれからやる?」 です。
- AI優先順位付け — あなたが先延ばしにしがちなタスクと、P1に指定したタスクから学習し、1日の順番を組み直します。3日避け続けている締め切り間際のP1は、そっと先頭に上がってきます。
- ワンタップで上書き — AIの提案に納得できなければ、タップひとつで順番を変えられます。TodoPilotはその判断からも学習します。AIが最終決定者になることはありません。
- 階層化できるリスト+横断タグ — 「プロジェクトの中のプロジェクトの中のフィルター」は作りません。リストは入れ子に、タグは横断的に。この2つでほとんどの整理が片付きます。
- 締め切りの予兆検知 — 期限が過ぎてから赤くなるのではなく、遅れそうな段階で浮上します。
- コマンドパレット(⌘K) — 追加・移動・スヌーズ・タグ付けを、キーボードから手を離さずに。
- 広告なし・データはいつでもエクスポート可能(Markdown / JSON / CSV)。
AIがどんなシグナルをどう使うのかは、AIはどうやってタスクの優先順位を決めるのかで詳しく解説しています。
比較表 — 3アプリを横に並べる
| 項目 | TodoPilot | Todoist | Microsoft To Do |
|---|---|---|---|
| 提供状況 | 近日リリース(iOS / Android) | 提供中(全主要プラットフォーム) | 提供中(全主要プラットフォーム) |
| 無料プラン | タスク無制限・リスト3つ | プロジェクト5つまで等の制限あり | 完全無料・制限なし |
| 有料プラン | ¥450/月(リスト無制限・AI優先順位・締め切り分析・繰り返しタスク) | Pro ¥600前後/月 | なし(不要) |
| AIによる優先順位付け | 行動から学習し1日を並べ替え | AIスケジューラー(時間の提案) | なし |
| 外部サービス連携 | 最小限 | 圧倒的に豊富 | M365内では強力 |
| 自然言語入力 | コマンドパレット(⌘K) | 業界最高水準 | 基本的 |
| 締め切り管理 | 遅れる前に浮上する予兆検知 | リマインダー中心 | リマインダー中心 |
| データのエクスポート | Markdown / JSON / CSV | CSV等 | 限定的 |
| 広告 | なし | なし | なし |
| 運営 | DJUMP, MB(EU・リトアニア) | Doist | Microsoft |
どれを選ぶべきか — 正直な結論
Todoistが向いている人: 多数のツールと連携させたい人、自然言語入力を多用する人、自分でシステムを組み上げるのが好きなパワーユーザー。エコシステムの広さでTodoistに勝るアプリはありません。
Microsoft To Doが向いている人: 1円も払いたくない人、仕事がOutlookとTeamsの中で完結している人。M365環境下では、これを使わない理由を探すほうが難しいくらいです。
TodoPilotが向いている(かもしれない)人: タスクの記録はできているのに、優先順位付けで毎朝消耗している人。機能の多さよりも、「今日はこの順でやればいい」という答えがほしい人。そして、リリースまで少し待てる人。
ToDoリストの中身は、見た目以上に個人的な情報です。アプリ選びでプライバシーを重視したい方は、プライバシー重視のタスク管理もあわせてどうぞ。
よくある質問
TodoPilotはTodoistの代替になりますか?
連携の豊富さを求めるなら、なりません。Todoistのエコシステムは唯一無二です。一方、「機能は十分にあるのに、結局どれからやるか自分で考えている」ことに疲れたのであれば、TodoPilotはまさにその問題のために作られています。リスト・タグ・AI優先順位というシンプルな構成で、システムの整備ではなくタスクの実行に時間を使えるようにします。
無料プランだけでも実用になりますか?
なります。無料プランはタスク数が無制限で、リストを3つまで作れます。「仕事」「プライベート」「買い物」のような使い方なら無料のままで十分です。リストを無制限にしたい場合や、AI優先順位・締め切り分析・繰り返しタスクを使いたい場合に、月450円のTodoPilot Plusをご検討ください。
いつリリースされますか?
iOS・Android向けに近日公開予定です。確定日をお約束する代わりに、todopilot.appでご登録いただいた方へ、ストアに並んだその日にメールでお知らせします。それ以外の用途でメールを使うことはありません。
リリース通知の登録はこちらから。公開当日に、最初にお知らせします。